外国に行ったダニエル
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聖書箇所:ダニエル書1章
イスラエルという国がありました。イスラエルの国の人たちは、本当の神様を信じる人たちでした。
ある時、そのイスラエルの国に、外国の兵隊たちが攻めてきました。そしてイスラエルの国は負けてしまいました。そして多くの人が、バビロンという国へ連れて行かれました。その中に、ダニエルという少年や、その友達3人もいました。
ダニエルたちは、バビロンの王様に仕えるために、バビロンの国でたくさん勉強することになりました。
王様は、王様の食べるごちそうや、ぶどう酒をダニエルやその他の子供たちに与えるように世話役に命じていました。
しかし、ダニエルや、友達3人は、「お願いです。王様と同じごちそうやぶどう酒を食べさせないでください。」といいました。
それはなぜかというと、王様のごちそうは、王様が食べる前に、バビロンの人たちが信じていた偽物の神様にお供えしてから食べるのです。
ダニエルたちは、本当の神様を信じ生きていきたいと思っていましたので、それを食べると神様はお喜びにならないと思ったのでした。
ダニエルたちから王様のごちそうはいらないと言われて世話役の人も「王様の命令だから、ダニエルたちが食べないと、自分がしかられる」と困ってしまいました。
ダニエルは、「どうか、10日間試してください。私たちに野菜と水をください。そして、王様のごちそうを食べている人たちと比べてください。」といいました。
世話役の人はダニエルの願いを聞いて、10日間、水と野菜を上げました。
水と野菜を食べて10日間がたちました。王様のごちそうを食べている子供たちと比べてみましたが、ダニエルたちの顔色も良く、よく太っていました。それで、世話役の人は、安心してこれからも王様のごちそうを食べずに、水と野菜を食べさせることにしました。
神様は、ダニエルたちにたくさんの恵みを与えてくださり、様々なことがわかるように賢い知恵も与えてくださいました。ダニエルたちは、バビロンの賢い人たちよりも10倍も賢くなりました。そして、王様のそばで仕えることになりました。
神様は、神様だけに従っていく人たちを守ってくださいます。
毎日の生活の中で、いつもいつも神様がどう思うか、考えて行動することは難しいことだけど、神様が喜ぶことを私たちの喜びとして、神様が悲しみいやがることを私たちも悲しみいやがることができたらよいと思います。、